~10万円の寄付で、25世帯の命をささえることができます~
本日から、前回のブログで予告した緊急食料支援×見守りプロジェクトを開始します。
アスイクがつながっているご家庭へのアンケート調査から見えてきたこともまとめています。
みんなが大変な状況ですが、より困難な状況に置かれた家庭の現状をご理解いただき、ご支援を賜れば幸いです。
- いま起きていること、これから起こりうること
「普段から余裕のない暮らしをしているのに、それ以上に先の見通しが立たない状況に負担を感じています」
「自分がコロナになったら、家賃も払えず家も失う可能性もあります」
コロナ禍の影響は、以前から不安定な生活をしていた家庭により深刻なダメージを与えています。収入の急激な減少の中、学校の休校による食費や光熱費などの生活費の増加。貯蓄を切り崩しても生活が成り立たないと窮状を訴える家庭も少なくありません。
心配なのは、経済的な困窮が保護者の精神面に与える影響です。すでに体調が悪くなる方も増えていますが、さらに東日本大震災の被災地である宮城県では、震災の辛さを思い出して体調を崩す保護者も少なくありません。
私たちが定期的に参加している自治体との会議には、自殺対策担当が参加しはじめました。これから命の危険にさらされる親子が増えるないか、予断を許さない状況です。
- プロジェクトの概要
コロナ禍によって生活に困っているひとり親家庭などに、継続的に食料をお届けします。それによって、いま目の前の経済的な負担を減らすことはもちろんですが、誰にも相談できず孤独を抱えている家庭にとって、ひとりではないという安心を感じていただきたい。ある保護者は、「亡くなった親からもらっていた仕送りを思い出して、涙が出た」とおっしゃっていました。
学校が休校になり、仕事もなくなっている家庭の多くは、孤立に陥っており、外から問題が見えにくくなっています。心配なご家庭には訪問して食料をお届けすることによって、安否確認や相談支援を実施。状況によっては、必要な支援機関や情報につながるようにサポートします。
思うようにつながれない今だからこそ、ひとりではないという安心と、必要なつながりを生み出していきます。
- アスイクだからできること
私たちは、自治体と協働して生活保護やひとり親世帯などの学習・生活支援事業を宮城県内の3市21町村で実施しています。参加している家庭は700家庭以上。もとからの家庭とのつながりを生かし、早く広く、支援を展開できます。
また私たちは家庭全体をサポートする考えを大事にしており、法人内にソーシャルワーカーのチームを設置し、さまざまな関係機関と連携して家庭に伴走しています。これまでの専門性、ネットワークを生かして、食糧支援をキッカケとして継続的な支援につなげていくことが可能です。
- 緊急保護者アンケートの結果
今回のプロジェクトは、アスイクが日頃関わりのある家庭に対して実施したアンケート調査をもとに企画しています。詳細は以下からご覧ください。
https://asuiku.org/wp-content/uploads/2020/04/23b01edc5125a9e6dfaf0c67c1e8e870.pdf
- 寄付金の目標と使途
目標金額:8,000,000円
※今回は配送量が多く、効率的でスピーディに家庭にお届けするために、食品ではなく資金のみの募集とさせていただきます。
- 寄付金の使途
費目 |
金額(円) |
内訳 |
食材費 |
4,560,000 |
【配送】4,000円×150世帯×6ヶ月 【訪問】2,000円×20世帯×4週×6ヶ月 |
郵送費 |
1,200,000 |
【配送】1,333円×150世帯×6ヶ月 |
旅費 |
480,000 |
【訪問】ガソリン代:1,000円×20世帯×4週×6ヶ月 |
消耗品費 |
120,000 |
梱包資材:133円×150世帯×6ヶ月 |
人件費 |
300,000 |
食品梱包アルバイト:1,000円×5時間×10人×6回 |
雑費 |
6,666 |
|
管理費 |
1,333,334 |
事業費の20% |
合計 |
8,000,000 |
|
- 寄付の方法
下記の口座にお振込みをお願いします。
お名前、ご連絡先(メールアドレスもしくはご住所)を、admin@asuiku.orgまでお知らせください。
<ゆうちょ銀行からお振込みの場合>
記号・番号 02210-8-142057
<ゆうちょ銀行以外からお振込みの場合>
銀行 ゆうちょ銀行
支店 二二九 店(ニニキユウ店)
口座番号 当座 0142057