アスイク 代表のブログ

こどもの貧困問題、NPOの経営、生き方在り方などについて。

データでチェック、仙台市のこども食堂事情

こども食堂ネタがつづきますが…

仙台市社会福祉協議会が把握しているこども食堂の情報を教えてもらったので、

さくっとデータにしてまとめておきます。

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まずは開催場所ですが、一番多いのは公共施設。利用料減免の適用になるこども食堂も増えているそうですね。

意外にも次に多かったのが、自主拠点。レストランや地域サロンなどをもともと運営している団体が、その場所を使って開設するパターンも少なくない模様。

生協の集会室を使っているところが4件あるのは、こども食堂の支援にチカラを入れているみやぎ生協がある仙台の特徴だと思います。

 

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一つ一つの実施場所をチマチマと入力した結果が、上のマップ。

こうしてみると、仙台市内の広範囲に広まっていることがわかります。小学生ぐらいの子どもの徒歩圏内にこども食堂を、と考えると、まだまだ足りないですが。

愛子や錦が丘方面、太白団地や茂庭台方面、長町方面などは、手薄な感じが見て取れます。

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つづいて、開催頻度。

月1回が多いのは予想通りですが、隔月も多いんですね。まずは無理のない範囲で活動をはじめているこども食堂が多いようです。

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開催曜日を見てみると、土日と平日にはそれほど差がないことが分かります。

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開催時間帯も、昼と夜が拮抗しています。

すべてがそうではありませんが、平日開催は夜に、土日開催は昼に、という組み合わせが多いですね。

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最後に名称についても、分析してみました。

面白いことに、こども食堂という言葉を活動につかっている団体、つかっていない団体は半々でした。こども食堂貧困層の子どもが行く場所というイメージをもつ人も少なくなく、あえてこども食堂という看板を掲げない団体が増えてます。

 

以上、手元にある情報ではここまでが限界ですが、体系的なデータがなく、いまだに謎多き(?)こども食堂を理解する参考になれば。

全国のこども食堂数が約2300ヶ所(2018年4月時点)で、人口1万人当たり0.18ヶ所。

それに対して仙台市は25ヶ所程度、人口1万人当たり0.23ヶ所で、全国と大きな差はなし。

ということからやや強引に考えると、仙台市こども食堂の状況は、全国の状況とそれほど大きく変わらないのではないでしょうか。

 

※本データは、厳密な調査に基づいた内容ではなく、正確性を保証できないことをご了承ください。グラフによってN値が異なるのは、1団体が複数の拠点を運営している場合があるため、データが欠落している項目があるためです。

【追記】仙台市内のこども食堂の数は、30ヶ所をずっと上回っているというご指摘をいただきました。ここで取り上げているのは、あくまでイチ参考資料に基づく内容であり、必ずしも実態を正確に表しているものではないことを補足します。そもそもの正確性とは何かという議論はありますが、正確な情報を把握したデータはないようです。